キャリアの乗換えで月額6千円ほど節約。乗換え費用とその仕組
今や、携帯電話の料金値下げは戦国時代
しかし、本丸の大手3事業者は、未だに「ギガを必要としないシニア世代」のニーズに答えていないのが歯がゆい
菅総理の肝いりの「携帯料金の値下げ」は、一定の成果は表れているが、一方、「ギガを使わないシニア世帯」にとっては、なんらメリットは提示されていないのが現実である
そんな中、2020年12月9日にKDDIが発表した
系列のauからUQモバイルへの乗換えにかかる費用を不要とするとプレスリリースしたのだ
2月から料金改正
2021年2月1日から、「auから系列のUQに乗り換える場合は、解約料やMNP手数料が実質ゼロ円になった」のである。
具体的には、auで発生する契約解除料:9,500円と番号移行手数料:3,000円の合計12,500円
そして、UQで発生するSIMパッケージ料金:3,000円
両社合計 15,500円(税別)、税込みで17,050円がゼロ円になるのだ
今こそ、格安携帯に乗換えるチャンスがきた^^;
早速行動しなければならない
一番に考えたのは、機種代金の一括精算
夫婦で共にiPhoneを使っている
まだ機器代は分割
キャリアを乗換えても、機器代金は、auに支払い続けなければならない
これは面倒なことなので、この際、妻の分も含めて機器代金を一括精算するのだ
何事も中途半端は良くない
機器代金の一括精算(auにて)
私の場合は、機種変更してから14ヶ月しか経過していない
まだ9万円弱の残債がある
少し迷ったが精算することにした
何故なら中古価格が8万円近くあったからだ
目論見が外れる
この機種には、アップグレードプログラムをつけていた
毎月、その費用として390円(税別)が徴収されている
この特約は履行しなければ、今まで支払ったお金を全額返金してくれると理解していたので
機器代金を一括精算すると、戻ってくるとばかり思い込んでいた
所が、機器代金を一括精算すると、「特約の権利を放棄することになり、今まで支払ったお金は返金できない」という、auの見解が帰ってきた(機器代金と相殺できると思っていたので当て外れである)
大体、5千円強が掛け捨てになるのだ(-_-)
一方、妻の機種代金は、1万数千円なので考える余地はない
対応してくれたauの担当者は、丁寧に説明してくれて印象が良かったが、特約分の返金が無かったのが残念だった
いよいよ乗換え(UQにて)
知らなかったのだが、
乗換のさいのau料金の請求額は、月に1日でも契約期間があれば1月分を全額支払わなければならないのだ(逃げる顧客からは、最後の最後までお金を回収するということなのか…)
UQの担当者は、すごく申し訳無さそうな顔になっている
一方で、乗換先のUQの料金は日割りになっている(当たり前)
ということで、今月のいつ頃に乗換えるのが、一番徳なのか損得計算することになる
私の携帯は、月額1,628円なので、本日乗換えることにした
一方、妻の携帯は、24時間のかけ放の契約なので、月額3,498円
こちらは、2月末に乗換することにする
キャリアの乗換えが面倒くさいシニア
シニアに最適な料金設定を提供しなければ、大手キャリアから格安SIMへシニア層は向かうと予想するのだ
シニアはネットで契約することが不得手と高をくくっていてはいけない
実際には、その子供たちが一番経済的なキャリアを見つけてきて、手続きを手伝ってくれるからだ
乗換えのハードルは低い
決してシニアを侮ってはいけない^^;
支払い
解約手数料とMNP費用は、ゼロ円といながら、翌月auから請求される
あくまで、お金は支払わなければならない
UQも、SIMパッケージ料金:3,000円(税別)を現金で支払わなければならない
つまり、両社を合計して17,050円(税込)を予め支払わなければならず、
この額がこれから発生するUQの料金と相殺されていくことになる
前払いさせられたわけである
前払いさせることで、最後まで、顧客をつなぎとめる仕組みが働いているのだ ^^;)
私の場合、この前払い額の相殺が完了するのは7ヶ月後
どれだけ節約できるのか
私の場合で、月の負担額が3,800円ほど安くなる
妻の場合は、月の負担額が2,200円ほど安くなる
家計の負担は、毎月6,000円の節約になる
本当に乗換えてよかった(^o^)
そして、なんとなく、ただなんとなくだが、7ヶ月後にまた何か起こるような気がするのだ^^;