貧血をなめると、本当にやばいことが起こるかも知れないことがある

男だからといって、貧血とは無縁だと思っていると、とんでもないことになることがある。

男だって、貧血になるのだ。

そして、それはときに重大な事態を招くことになる。

もっと早くに治療しておけばよかったと反省したおはなしである。

1.私は立派な痔主だった

20数年近く連れ添ったが、もうすぐお別れの日はやってくる。

なぜ20数年も?

だって、ぜんぜん痛くも痒くもなかったもん。

治療しなければならないことは、うすすわかっていたが、症状がないやら、恥ずかしいやらでついつい放置してここまで年月が過ぎてしまった。

チョビット出血することを除けば、厄介なことは全くなかったからだ。

2.ある日、大変なことが起こった

その日は派手に出血した。

いつものように手探りで圧迫したが、この日は一向に止まる気配がない。

ひょっとしてやばい状態かもしれない。

まさに血の気が引いていく。

このままトイレで気を失ってしまうと、あらぬ格好で発見されることになる。

最悪、命に関わるかも知れない。

焦る気持ちをおさえながら、ひたすら圧迫し続けた。

止まった。どうやら動脈から吹き出していたようだ。

ホッとしたのはつかの間。今度はうまく立ち上がれない。立ち上がってもふらつく。

今でも思い出すとゾットする。

3.やばいほどの貧血

1kmも歩くと息が切れた。

体が座りたがる。

歩くのがたまらなく億劫だ。

早く鉄を補給しなければならない。

ドラッグストアで鉄剤を買う。応急措置だ。

しかし、買ったサプリメントを見ると、治療量とは程遠い。

これでは埒が明かない。

早くかかりつけ医で鉄剤を処方してもらわなければやばい。

4.検査センターがびっくりしてかかりつけ医に通報?

採血してもらい、結果は翌日に判明する。

症状を説明し、かかりつけ医で鉄剤を処方してもらう。

翌日、検査センターからかかりつけ医に緊急の電話があった。

そして、かかりつけ医からケシモチに電話があった。

かかりつけ医はかなり慌てていたようだ。

ひどい貧血状態なので受診をうながされた。

かかりつけ医は大腸がんを疑っているようだ。

大腸検査を強く勧められ、紹介状をいただく。

この紹介状が、後日の盲腸騒ぎのときに波紋を起こすことになるとは夢にも思わなかった。

5.痔をなめてはいけない

人が生きていく上で出口は大切な部分だ。

毎朝、スッキリできれば人生は楽しい。

入り口も途中も、そして出口も健全でなければならない。

恥ずかしいからとか、痛くないからとか、自分に言い訳して放置することは駄目だと身を持って痛感した。

今でも、トイレで気を失っているところを発見されたかも知れないと思うとゾッとする。

専門医に相談し、まもなく手術することとなる。

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リタイア生活を楽しんでいます

老後のお金の悩み、親や家族のこと、社会とのつながりなど現役時代とは全く違い時々ギャップを感じます

そんな生活のなかで感じたことや、この年になって知っておかなければならないことなど時々(^^;)紹介しています