年金を増額する最も効果的な方法
65歳の誕生月に年金機構から嬉しいハガキが届いた。
ケシモチの場合は、特別支給の老齢厚生年金をすでに受け取っていたので、日本年金機構からハガキ形式の申請書が送付されたのだ。
いよいよ年金受給者になるのだ。
1.申請書はハガキになっていている。
□基礎年金
□厚生年金
受給したい年金にチェックを入れて、そのまま返信すれば手続きは完了する。
超簡単だ。
2.年金の受給には、4つの選択肢がある(会社員や公務員等だった場合)
① 基礎年金も厚生年金も受給する
② 基礎年金だけ受給し、厚生年金は繰下げる
③ 基礎年金は繰下げし、厚生年金は受給する
④ どちらも受給しない
*④の場合は、返信不要。
3.ケシモチは、③を選んだ
何故なら、基礎年金を繰下げ受給することで年金額を増やすことができるからだ。
一ヶ月で0.7%増える。
ケシモチは3年間繰り下げる予定なので、その増額効果は25.2%にもなる。
3年が過ぎて受給したくなれば、日本年金機構に申請すれば良い。
一方、厚生年金も基礎年金より額が大きいので繰下げによる増額効果も大きいのだがそうはしなかった。
なぜなら、65歳未満(配偶者が基礎年金を受給できる年齢まで)の配偶者がいるからだ。
実は、厚生年金では配偶者がいるだけで、年間約39万円の加給年金が支給される。
基礎年金の満額の1/2に相当する。
どっちが得かを考えると自ずと答えが見えてくる。
受給しないほうがどうかしているだろう。
さらにケシモチと配偶者は年齢が5歳強離れているので、トータル200万円程支給される計算だ。
残念ながら、老齢基礎年金にこの様な制度はない。