慢性疾患の人は毎月の受診が良いのか、それとも他に良い方法があるか
先日、3日月ぶりに内科を受診した
私は、慢性疾患なので3ヶ月に1回、
クリニックで診察を受ける様にしている
なので、
お薬は90日分の処方箋をいただいている
1年間に4回しか受診していないことになる
この状態が10年近く続いているが、
健康上の不安を感じたり、身体的に不都合になったことはない
実際のところ同年代(60歳代)が、
どんなふうに受診しているか知りたくなった
こういう場合は、公的な調査結果を探すのが正解
内閣府のHPの中に見つけました
【抜粋:内閣府「令和4年 高齢者の健康に関する調査結果」通院や「医療サービス」の利用頻度】
65〜69歳の男女のケース
47.6%が月に1回以上通院している事が分かる
私のように年に数回通院しているのは23.1%
残りは、
健康なのか、病気に気づいていないのか又は病院嫌いなのかは知らないが、
無しが25.6%
病気が重症化したり、薬剤によっては30日以上処方出来ないものもあります
抗がん剤のように、週に数回通院といったケースもあります
しかしそうでない人
つまり、慢性疾患で薬剤コントロールが良好な患者さんも沢山いるはずです
そういう人は、月1以上行かなくとも良いのではと思いますがどうなんでしょうか?
私は服薬コンプライアンス(決められた時間に、決められた薬を、決められた量欠かさず服用する)が良好
かつ、慢性疾患であることを考慮してくれて、
医師は、お薬を90日分を処方してくれています
このことは、
通院の手間というか、時間的拘束や、
年間の医療費負担の軽減にも繋がっているはずだと思います
更に、高齢者医療の費用増加の抑止力として貢献しているかも(^^;)
我が家の年間医療費について確認する
現在、年に4回(90日処方)しか受診していないが、これを毎月受診に変更したらどうなるか
診療費明細書(病院でくれる)と調剤明細書(調剤薬局でくれる)を元に検証する
薬剤料は毎月受診も年4回受診も同額なので考慮せず、
その他の諸費用について格費用の差額を計算した
ただし、病院の投薬と調剤の調剤技術料には受診間隔で誤差が生じるが、
これは誤差範囲として無視しています(^^;)
【年間の保険点数の比較表】
結果は、年に4回(90日処方)受診が年間2万円強の節約になっています
検査費用も考慮していないので、さらに費用は少なくなるはずです
その他、交通費や時間の拘束も考えると、受診負担はもっと減るでしょう
まあ、病院大好きでお友達との憩いの場になっている人にとっては話しは別かも知れませんが・・・
慢性疾患でかつ薬剤コントロールが良好で服薬コンプライアンス(自分勝手に判断して薬の飲み方を変えたり、
飲まなかったりすることがない状態)がよい人は、
毎月行かなくとも良いと思います
勿論、日々健康に気をくばり、
何かあれば、かかりつけ医にすぐ相談できる環境であることが必要です
当然、かかりつけ医の理解を得ることは言うまでもないです
ちなみに、
母親は家族がインスリン注射の補助や、
内服薬の介助をしていることから、
病院側が1ヶ月毎の受診を2ヶ月毎に変更したことを覚えています
つまり、「頻回に受診する必要はないよと」と医師は考えていると言うことですね