退職後に後悔しないために、退職前に必ず、すべきこと
50歳・60歳代の方で間もなく定年退職を迎える方、あるいは早期に退職しようと考えている方
退職する前に-やっておくべき事があります
1.自分の健康の確認と健康保険の選択
ガンや高額な医療費が必要な病気に罹患していませんか?
もしそうなら、躊躇なく退職を伸ばす手立てを考えてください。
退職しても、任意継続や国民健康保険に加入できますが、保険料は全額自己負担です。特に、いま健康保険組合に加入している間は、組合独自の給付制度があるので、協会けんぽに加入している方や、国民健康保険に加入している方より医療費の自己負担額についてはメリット大です。
さらに、病気で仕事が出来なくなってしまった場合に、会社員は、雇用保険から療養手当が最長1年半支給されます。辞めると何にももらえません。
私は、退職の前年までに、大腸内視鏡検査をしました。胃カメラもしました。H.ピロリ菌が住んでいたので除菌し、胃がんとの決別もしました。
たばこも10年以上前にやめ、CODPを初めとする呼吸器疾患のリスクを減じました。
白内障の手術も受けました。
歯も、かかりつけの歯科を決めて3ヶ月に1回受診しています。
2.退職金の確認
これはとっても大切なことです。
退職後は、無職あるいはフリーランスになります。
まずは、手取りの退職金の計算をしましょう。退職金は、退職日までに支払われます。(過去の書き込みを参考にしてください)
確定拠出年金に加入している方は、いつ利益を確定するかも重要な事です。指図者として継続するか、確定して、一時金または年金で受け取るか決めておきます。
3.公的年金の確認
私は、62歳から特別支給の厚生年金を受けることができるので、退職日も、年金受給権の発生する月を考慮しつつ、最適な時期を決定しました。
4.失業手当
自己都合退職の場合は、待期期間(待機期間ではない)が7日+3ヶ月になります。給付日数は最大150日です(勤続20年以上)。支給額は、退職前の給与額によりますが、60歳を過ぎると日額の上限が、6,750円になり、150日(上限)分支給されるとして、最高額でも合計1,062,450円。(毎月勤労統計の不備が発覚したので、上限日額は、少しは上がりそうですが(^_^;))。
ネット上のいろんなHPに計算の方法が紹介さえているので、是非試算してみてください。
5.借家の場合
いま、借家(会社の社宅等)の場合は、退職後の住まいの賃貸契約を行いましょう。
私は、堺市(社宅)から退職日前に大阪市内の賃貸マンションに引っ越ししました。
退職後は無職となるので、会社員のうちに契約したため審査は滞りなくすみました。
もし退職してからだと、所得や資産状況の書類を出せだの、高額な保障料を払いなさいよ、あるいは、貴方には貸してあげないといった厳しい状況に陥るリスクがあるでしょう。
6.新規クレジットカードの作成
もしクレジットカードが必要な場合は、これも信用調査等ありますので、会社員のうちに作りましょう。
退職する前にやっとけば良かったと言うことは、後からどんどん出てきます。これらは、大切な事でしたし、おそらくこれからもそうかもしれません。