毎月第2水曜日定例の「家計セミナー」を開催してきました。

「桃の谷」

大阪市生野区に「桃の谷」という名前の、地域のコミュニティを担っている場所があります。

「桃の谷」は、地域住民が生活を楽しむためのオープンスペースとし創設されました。

そして、ここは「生野の街を盛り上げたい」と集った有志で運営されています。

私も設立当時から、イベントの一環として、

毎月1回、第2水曜日に、

「無料の家計セミナー」を通じて、参加させていただいています。

初回は2019年10月。

2020年は、コロナの影響で中止せざるを得ない月もありましたが、今回で14回目となりました。

法務局の「自筆証書遺言書の保管制度」についてのお話し

制度開始は、令和2年7月10日です。

自筆証書遺言書には、

遺言書が相続人に発見してもらえない問題、

あるいは相続人による改竄や秘匿の問題、

「遺言書は、家庭裁判所で検認の手続きを行わなければならない」といった手間の問題があります。

このような不都合を改善し、「被相続人の遺言の尊厳」を守るための制度です。

遺言書は安全に保管される

法務局(遺言書保管所)が預かるので、相続人による改竄や秘匿の心配はありません。

遺言書を法務局に預けていることを、相続人となる誰かに伝えておけば、亡くなった後に遺言を見てもらえることが出来ます。

被相続人の意思を、確実に伝えることが出来ます。

自筆証書遺言の書式をチェックしてくれる

遺言書は書式に不備があると、「有効な遺言書」とは認められません。

慎重に慎重を重ねて書いた遺言書に、ささいなミスが有った。

この場合、有効な遺言書とはならないのです。「争続」のもとになりかねません。

法務局で預かるときは、「書式が正しいかどうかチェック」され、不備があれば受付けてもらえません。

つまり、預かって貰えれば、「正しい書式の遺言書」ということになります。

(遺言書の内容は、チェックの対象ではありません)

そして、保管手数料がとてもお安いという点も見逃せないところです。

3,900円/通です。

その他、この制度のメリットはたくさんありますので、詳細は別の機会に紹介する予定です。

今後の家計セミナー

まだまだコロナの影響は続くと思います。

ワクチン効果で、一刻も早く収束することを願っていますが、この先どうなるかわかりません。

しかし、基本的には、

毎月第2水曜日に開催していきます。

その他、「桃の谷」では毎月多様なイベントを開催しています。

プログラム

お近くで興味のある方はぜひ覗いてみてください。^^;

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FP
ファイナンシャルプランナーとして、勉強会やセミナーなどに参加・講師を務めています。最近はコロナ禍の影響で活動が制限されていますが、その分、ブログでお金にまつわる話を公開しています。理論や原則違い、実践で即役に立つ情報の提供ができるよう心がけています。お金にまつわる相談も広くお受けしています。