高配当株が新NISAで人気らしいが大丈夫
2020年から配当目的で高配当株を購入してきました
それから4年が経過した
新NISAが始まった良い機会なので、
ぶっちゃけて運営成績を検証してみたいと思います
ぶっちゃけた結果は過去の実績であり、
将来を保証するものでないことはご存じの通りです
高配当株を考える参考にしてください
武田薬品工業
日本の製薬業のトップメーカーで、
長きにわたり年間180円の配当を続けてきました
(2023年12月は92円)
2020年頃の配当は概ね4.2%ぐらいでした
老後の資産形成を考え配当金狙いで、
一般NISA枠での買い付けを始めました
ただし、非課税枠が120万円なので、
枠を使い切ったときは特定口座で購入しています
特定口座の「含み益」と「配当金」は源泉徴収(約20%)を考慮し、
税引後の額を利益額(B)としています
年別を詳細として表にしました
【表の見方】年別に分けています
現在評価額は、2024/03/29の終値です 配当は、購入時から2024/03/29までの合計金額です 年数√(A+B)/Aは、A円を複利でn年間運用した場合の年利率を表します |
2022年の一般NISAの例では、
300株の購入額が、1,014,600円(A)で含み益が240,600円になります
配当額の72,000は、2022年と2023年に支払われた額です
利益額(B)は「含み益と配当」を合計した額です
年数√(A+B)/Aは、n=2で計算できます
毎年6.94%の複利で運用できたことになります
検証結果
旧NISAでは、非課税枠が120万円しかなく安値の時に十分購入することが出来ませんでした
4年間の利益の合計は884,240円になり、購入額の約27%相当の資産が増えました
3年かけて分散投資したので、平均購入額を少なくすることが出来ています
新NISAの人気株になったので、株価高の恩恵を大きく受けています
含み益が約50万円、配当額が38万円となり配当額の大きさが実感できます
4年間のほぼ毎年6%前後の利率で複利運用ができたことになります
日本たばこ
2022年3月の予想配当額は150円(6.5%)でした
武田薬品株と同じく、配当狙いで購入を始めました
一般NISA枠は使い果たしていたので特定口座で買い付けてます
ウクライナ侵攻の影響があったからでしょう
ロシア関連株と言われていたので、株価が下がりました
このときに、配当狙いでたくさん買っていた人は今頃はウハウハでしょう(^^;)
私の記憶では、その頃の株価は、
2,000円をまたいで高値と安値を繰り返していたように思います
2023年3月の配当額が、予想より多く(113円)なることが公開され一気に株価が上がりました
それ以降も配当金が増える傾向にあり、新NISAの人気の銘柄の一つになりました
含み益と配当を足すと、資産は税引後でありながら82%も増えてます
2024年3月の配当は100円(半期)でしたので、9月の配当も同じであれば年間200円ですね
株価が上昇したので配当率は落ちていますが、それでも5%弱は保ってます(2024/03/29現在)
2つの銘柄とも、
配当額は今後も同額以上を期待できそうです
まとめ
高配当銘柄は、
安定した配当金が受け取れる可能性が高い
売買差益が期待できる
株価が下がってたとしても、配当である程度はカバーできる
何より、株価が下がっても売らなければいつかは戻ってくる可能性が高い
非課税枠は5年後には1,200万円(成長投資枠)まで拡大するので、
投資を始めるチャンス