マンション管理組合の総会に初めて参加した件
転勤族ゆえ、退職するまで熊本に戻ってくることはなかった
マンション購入から35年経過した今年、初めて総会に出席することができた
参加していた区分所有者の多くは、私より年配者が多く、若い人はチラホラだった
《 目 次 》
35年間も役員を逃れていたので、理事に立候補した
熊本に戻ってくるにあたり、
マンション管理のノウハウを知っておこうと考え、
「管理業務主任者」の資格を取得しておいた
この知識を生かして、
マンション管理組合の運営のお手伝いをしたいという気持ちで理事に立候補したわけである
総会が始まり、議事進行や討議内容などに違和感を覚える
区分所有法に照らして、いかがなものかと思われるような部分があったが、
出席者の誰も私のことは知らないのでおとなしくしていた(^^;)
問題提起
ただ一つだけ、
防火管理者が選任されていなかった事に対して問題提起をした
消防法では、
「50人以上が居住する集合住宅には防火管理者を選任する義務がある
そして、建物の延べ面積が500㎡以上ならば、甲種防火管理者の資格を持つ防火管理者が必要だ」
当マンションには、甲種防火管理者が必要になる
この問題提起について、
議長席で、理事長とマンション管理会社の担当者が、ごそごそと相談している
理事長は、防火管理者の選任義務について知らないように見えた
しばらくして、私が言ったことが正しいと理解できたようだ
その後、
総会で防火管理者を選任することとなったが、誰もやりたがらなさそうだった
そもそも、
大半の人が、防火管理者がどんな役割か知らないのだからそれも仕方がない
私がしますとお答えした
といっても、
私は、甲種防火管理者の資格を持っていない
これから取らなければならないのだが、
あわてる心配はない
知り合いから、2日間の「甲種防火管理者講習」を修了すればOKだと聞いているからだ
それよりも、
35年もの間、防火管理者の選任義務を知らなかった管理組合に問題はあるが、
選任すべきだと助言をせずに放置していた管理会社の担当者には怒りを禁じ得ない
今回は、総会デビューだったので波風は立てたくなかったのでグッと我慢した
総会デビューを果たした
防火管理者としての役目を果たしていくと同時に、
理事としての役割を果たせるよう、組合員とのコミュニケーションを進めていくつもりだ
居住者の為になるよう汗を流したいと思っている
ブログやってます
老後のお金の悩み、親や家族のこと、社会とのつながりなど現役時代とは全く違い時々ギャップを感じます
そんな生活のなかで感じたことや、この年になって知っておかなければならないことなど時々(^^;)紹介しています