登記名義人の住所変更で、法務局を身近に感じた

登記名義人の住所変更

熊本で結婚し、市内にマンションを購入
所が、3ヶ月で関西に転勤になった

その後も転勤は続き、
一番遠いところは旭川市までいった

日本列島を縦断したと言えるかもしれない

その間に、10回引っ越しした

熊本のマンションは、リタイアするまで賃貸することになり、
3年前に賃貸借の契約が終了したところでフルリノベをし、今住んでいる

相続登記が義務化された

今年の4月(2024年)から相続登記が義務化されたことが話題になった

一方、
令和8年(2026年)4月からの住所・氏名の変更登記が義務化されることは余り知られていない

私はマンションを買ったので、不動産を取得しているのであり、
つまり、私はその不動産の「登記名義人」である

転勤中、
私は登記名義人で有りながら、10回も住所を変えたのに、変更登記は1度しかしていなかった
その一度というのも、「ローン完済を原因とする抵当権抹消」と一緒に行われたもので、当時は大阪府堺市に住んでいた

現在、熊本市に住んでいるのにも関わらず、登記名義人の住所は堺市のままである

この状態をあと2年間放置していると以下の罰則が課せられる
「正当な理由なく登記を怠った場合は、5万円以下の過料を処す」

自分で手続きしてみよう

リタイアしているので、時間はたっぷりある
法務局なんて死ぬまでに何回も行く機会もないだろうと思うし、
どんなところか興味もあるので、自分で手続きしようと考えた(^^;)

それに、相続登記(自分でするつもり)もそう遠くない将来にやってくることを考えると、
法務局を経験しておくのも悪くない

法務局に行く前の準備は、間違いが無いように

書類の不備を無くし、一回の申請で終わらせたい
法務局のHPには、「転勤された方への住所変更の手続き書」が用意されていた

初めての人が気楽に申請出来るようにと言う心遣いであり、
何とか申請をきちんとしてもらい、登記名義人の行方不明を無くしたい行政の気持ちの現れでもある

【転勤等で引っ越しした方へ(住所の変更登記手続のご案内)マンション編】

準備するもの

①登記申請書(住所の変更登記手続のご案内についている)
②登録免許税(収入印紙) 2,000円(法務局で売っている)
③登記原因証明情報(住民票又は戸籍の附票)
④身分証明証(免許証など)
⑤印鑑

住所変更なので、記入箇所は少なく間違えようがない

が、
正確を期したいので、ローン完済の時に届いた登記完了証を見ながら記入した(^^)

マンションなので、申請書はたったの1枚だけだった
登記申請書に、印紙を貼る台紙をホチキスで留めて、契印すれば登記申請書のできあがりだ(^^;)

簡単すぎて、これで良いのか不安になる(^^;)

一抹の不安を抱えながらも法務局へ

法務局に行く

歯医者(上通り)にいく用事があったので、
その帰りに、熊本地方法務局に行くことにした

通町から大江渡鹿までバスで180円
バス停から徒歩3分のところに法務局はある

入り口を入ってすぐに印紙売り場があるのは親切だ
印紙を買い、登記申請書にホチキス留めした台紙に貼付し6番窓口へ行く
窓口に並んでいる人はなく、要件を伝えるとすぐに受け付けてくれた

係の人から2枚の書類を渡され記名・押印する
そのうちの1枚が登記完了証の受け取りに必要な控えになっている

受付
・10日ほどで登記完了できます
・ただし、書類に不備があれば法務局から電話があるかもしれません
・控えの紙に携帯番号が4つ記載されており、このどれかから電話があります

私は、知らない電話には出ない主義なので、4つの番号を全部登録した

かかった時間は、印紙を買ってから申請が終わるまで10分足らずだった

金曜日の午後に変更登記の申請をし、翌週の火曜日に法務局から電話が来た
予想より早い電話だったので、何か不備があったのかとビビったが、登記完了のお知らせだった

後日、熊本地方法務局に出向いて登記完了証をいただきました

変更登記の費用

登録免許税2,000円
交通費 360円
戸籍の附票400円 合計3,000弱でした
*住民票では、堺の住所まで辿れないので戸籍の附票を添付した

司法書士さんに依頼すると、これにプラス1万円以上が必要だと思う

マンションのリフォーム

キッチンリフォーム
築30数年が経過した自宅マンションをリフォームしました。夫婦二人の終の棲家です。初めてのリフォームで知らないことばかりで勉強になりました。業者選びの善し悪しで希望するものができるかどうかの分かれ道かもしれません。ここでは、リフォーム業者選びから、リフォー工事の進捗、完成後の仕上がりまで紹介します。