60歳は自分の居場所を痛感する
ここ数日、同期や後輩の「早期退職します」の連絡が来ます。
勤めていた会社の定年が65歳に改定されてからすでに8年ぐらい経つでしょうか。
65歳という定年が必ずしも社員にとって、ありがたいことでは無いのです。
と言うのも、
65歳を待たずに「60歳で早期退職します」という連絡をもらうと、
「あぁ、60歳を超えた社員には社内に居所が無いのだ」という現実を改めて痛感させられるからです。
企業内では、すでに若い人社員に仕事のやりがい、給与、モチベーションが高まるような施策が着々と進んでいるのです。
もう、むなしさだけが漂ようのみです。
私も、早期退職するきっかけは、やりがいと給与面だったことを思い出しました。
勤めていた会社は決して経営は悪くありません。
それどころか経営は順調で、株価も1万円近いです。
つまり、最近よく言われる、黒字リストラというやつです。
政府は、60歳になっても、もっと働いて70歳まで頑張ってもらいたいと言いますが、現実は、高齢者の企業内での位置づけは決して良くは無いと言うことです。
でも、連絡をくれた連中は、前向きなタイプなので心配はしていません(^o^)