令和2年度の「管理業務主任者登録実務講習」を終えてほっと一安心
【講義中に使用した参考本】 900ページの大物で、4,400円だ。
3月下旬の2日間の日程で「管理業務主任者登録実務講習」を受講した。
なぜかと言うと、「管理業務主任者の登録」を受けるには、2年間の実務経験が要件なのだ。
しかし、試験に合格しても、未経験者は当然実務経験が無いので、その救済措置?として、国土交通大臣認定の実務講習を受講することで、2年間の実務経験に替えることができるのである。
受講者は、全員で48人。男:40人、女:8人(壁に受講者名簿が掲示されていた)
そのほか、ざっと見ではあるが、50歳代以上が1/3から半分ぐらいはいそう。
杖をついてきている方もいて、資格取得者は高齢化しているのか^^;
研修スケジュール
第一日目は、オリエンテーションの後、9:10から18:30まで、休憩を挟んで正味8時間の講義
第二日目は、9:00から17:20まで、休憩を挟んで正味7時間の講義と17:30から1時間の修了試験。その後、試験合格者には、その場で修了証が授与された。
講師役は、現役の管理業務主任者さんと、建設業を経営する建築士さん。
おふたりとも、講師歴は長い様に見えるが、講義の内容は、ほぼテキストの読み合わせだった。
読んでいる講師は大変だろうけれど、聴く受講生もそれなりに疲れたと思う。
そういえば、思い出した
2年ほど前になるが、宅地建物取引士の実務講習を受講した。
その時の講師は、不動産業の社長で、儲け話や、騙された話、不動産業の実態と実体験を沢山話してくれたので、面白かった。
今回は、そうでなかったのが残念。
研修内容
マンション管理適正化法・その他の関係法令
管理事務委託契約・重要事項説明書面・管理事務報告
管理組合の会計の収入・支出
建物の維持保全・長期修繕計画・大規模修繕計画
管理対象であるマンションの共用部分(給水施設、排水経路、消防施設、エレベーターなど)
一応、管理業務主任者の試験範囲であって、その中でも重要な項目であった。
受講料は、早割18,700円(定価は、19,700円)。
2年分の実務経験が、2日間(15時間)の講義で取得できる。
高いか安いか?
修了試験
4択問題が10問。正誤問題が20問。それぞれ、6割以上の正解率で合格となる。
管理業務主任者試験に合格した人ならば、まず落ちることのない問題だった。
ちなみに、宅地建物取引士の修了試験は、テキストとノートの閲覧は許されていた。
管理業務主任者の修了試験は、それが出来ないので、受講中は、重要な部分の解説を聞き漏らさずにしなければならなかったので、気は抜けなかった。
問題数が少ないので、ほぼ全員が、30分程度で回答し終えた。
登録実務講習修了証の交付
試験終了後、すぐに採点。
全員が無事、「登録実務講習修了証」を授与されて研修は終了した。
この修了証を添付することで、「管理業務主任者の登録手続き」ができる。
そして、その登録手続きの後、さらに「管理業務主任者証の交付申請」が待っている。
管理業務主任者として標榜するための手続きは、始まったばかりである。
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老後のお金の悩み、親や家族のこと、社会とのつながりなど現役時代とは全く違い時々ギャップを感じます
そんな生活のなかで感じたことや、この年になって知っておかなければならないことなど時々(^^;)紹介しています