令和4年度の年金は減額になることが発表されました。これで2年連続の減額となります。

毎年、今頃に厚生労働省から次年度の年金額について発表があります。

令和4年度の年金額は以下のように発表(出典:厚生労働省)されました。

ケシモチも年金受給者なので気になります。

国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分)が、64,816円(令和3年度より259円の減額)

 

厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)が、219,593円(令和3年度より903 円の減額)

 

【注】厚生年金は、平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準。

(出典:厚生労働省)

 

公的年金の実受給権者数は、令和元年度末現在で4,040万人(出典:厚生労働省)います。

全ての受給権のある人が受給しているわけではありませんが、それでも国民の1/3近い人に影響する減額です。

国が言う「広く、多くの皆さんの所得を全体として引き上げる」は、年金生活者は該当しないようですね。

表から、2年間で厚生年金世帯の年金額は年間1万円程減額となりました。

たかが1万円かも知れません。

しかし、常に節約に心がけて生活している者にとっては、更に節約を強いられる事になり気分的に落ち込みますよね。

将来の年金に不安を感じるのはこういうところかも知れません。

さらに、年金だけでは老後資金が足りないことも2000万円問題で明らかになりました。

年金生活者は諦めるのではなく、前向きに金融リテラシーを磨いて、資金を増やす努力をすることが必要です。

年金額が決まる仕組みについては、マクロ経済スライドの記事(関連記事)をご覧ください。

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エコ
主に旅行に行った先の景色を撮りました。
いろんな所に面白いものが沢山ありました