相続人申告登記はネットで楽々申請

終わりました

簡単だと思っていたが、
チョット手こずりました
でも、やっと1年間の胸のつかえが取れ安心しています

「相続人申告登記の申出」の完了です

相続人申告登記って何?

不動産の相続登記は任意でしたが、
2024年4月から義務化され、
相続開始を知ったときから3年以内に行わないと、
10万円以下過料が処せられることになりました。

しかし、いろんな事情で3年以内に遺産分割ができない場合もあるでしょう

そこで、「自分が相続人である旨」を法務局に申し出すれば、
「相続登記」の義務を果たしたとみなし、過料の対象ではなくなる制度です

勿論、「遺産分割ができない事情」がなくなれば、相続登記をしなければなりません

相続開始から、1年4ヶ月が過ぎた

95歳になる認知症の相続人がいます

今施設でお世話になっていますが、
そこで元気に過ごしている写真が何枚も送られてきます

3年以内に二次相続はなさそうです

そんな事情で、「相続人申告登記の申出」をしておこうと思いました。
他の相続人の申出も一緒にできるので、全員分を一括して終わらせます(^^;)

申出は、不動産を所轄する法務局に届けるだけで費用は無料

書類を持参するのも有りですが、
不動産が所在する地域を管轄するのは、京都地方法務局です

私は熊本に住んでいるので、時間もお金もかかるので現実的ではない

そこで、
相続人申告登記の申出は、「登記・供託オンライン申請システム」を通じておこないます

ネットでできるのでありがたいです

「登記・供託オンライン申請システム」にはいくつかの関門があった

関門1 「登記・供託オンライン申請システム」は、Windowsのみのシステム

私は、Macな人なので、いきなり門前払い

ところが、iPhoneでの申出は可能とある

スマホ入力は手間がかかるので嫌だったが、他に方法がないので仕方ない
ブツブツ言いながら、プチプチ入力

利用者登録は必須で、個人情報をプチプチ

申請画面は以外と解りやすい造りだったので、
サクサク進む

申請に必要な書類は特になく、ネット申請はもちろん無料

加えて、
説明には、法定相続情報番号を入力することで、書類の提出に代えるとあったが、
書類を送信しないと受付が完了しないため、やむなく法定相続情報一覧をPDFにして送付しました(-_-;)

時間はかかったが、申請は完了

関門2 数日後、不備があるので、補正をせよとのメール

申請番号『20251204・・・』上記の手続について、補正通知が発行されましたので、補正通知の内容を御確認願います

ところが、補正通知は、iPhoneでは確認画面が見当たらない(-_-;)

申請はできるが、細かなことはWindowsのパソコンでないとダメのようだ
(後日、Macでsafari経由でダメ元で試してみたところ確認できた。どういうこと?)

仕方ないので、奥の手の発動
実は1年程前に、ミニPC(Windowsのパソコン)を購入していた

「登記・供託オンライン申請システム」で使う目的だったが、放置していた
Windowsのパソコンに個人情報を入力するのは、何となく気持ちが悪いので、
iPhoneでできるなら良いじゃないと考えたのが、そもそもの過ちだ

Windowsはほぼ素人といってよい

今のOSは初めてで、いきなりPIN入力でつまずいた
どこかに書き留めていたはずだが・・・

補正の内容

被相続人の登記記録上の住所と、法定相続情報に記載の「最後の住所」とが違うので、この住所が記載されている「住民票の除票」を法務局に郵送してほしい

幸い、法定相続情報一覧作成時に使用した「住民票の除票」が手元に残っていたので郵送

昨日、法務局から、補正が完了した旨のメールが届き、
本日、「申出に基づく職権登記完了通知」という厳かな通知書が発行され、無事に完了

相続登記の義務化は、まだ施行日から3年を経過していないので、
実際に10万円以下の過料に課されるかどうかは解りません

よっぽど悪質でない限り、過料は無いと思いますが、
相続人不明の土地が深刻な社会問題になっている以上、
手続きはきちんとしておくにこしたことはないでしょう

マンションのリフォーム

キッチンリフォーム
築30数年が経過した自宅マンションをリフォームしました。夫婦二人の終の棲家です。初めてのリフォームで知らないことばかりで勉強になりました。業者選びの善し悪しで希望するものができるかどうかの分かれ道かもしれません。ここでは、リフォーム業者選びから、リフォー工事の進捗、完成後の仕上がりまで紹介します。