コロナ禍で3年間休業していた簗場が再開しました
ずっと行きたいと思っていました。
それだけに、再開のニュースを聞いたときは、行かなければならないという義務感すらを感じてしまいました(^^;)
少なくとも年に一度は必ず訪れたいところです。
従来は、鮎の期間だけしか営業していませんでしたが、令和4年度からは通年営業をするらしい。
鮎料理は、初夏(6月)から落ち鮎(11月)まで。
鮎の解禁期間以外は、鍋やジビエ料理が提供されるらしいです。
1.訪問したのは甲佐の簗場
ここは熊本市内から車で30分もあれば行くことが出来る超近場で人気の場所です。
我が家からは、近くのバス停から行くことが出来ることがわかりました。
バスは1日4本しかありませんが、ちょうどお昼前に着く便があります。
レンタカーで行くことも考えましたが、時間はたっぷりあるのと、お酒が飲みたかったのでバスに決めました。
おおよそ50分の乗車で簗場近くの「日和瀬橋」というバス停に着きます。
そこから堤防を10分ぐらい歩いて行くと簗場が見えてきます。
道すがら、バッタやトンボを見つけては子供の頃を思い出します。
チョットしたバス旅&遠足のようで楽しいです。
開店まで少し時間があるので周辺を探索。
2.簗場
簗とは、川に竹をすのこ状に並べておき、上流から流されてきた鮎を捕る仕掛けです。
その簗を囲んで、茅葺きのあずまやが川の上に建っています。
このあずまやの座敷で鮎料理をいただきます。
なにせ、川の上に建っているので真夏の暑さも忘れるぐらいでしょう。
川のせせらぎを聞きながら、流されてきたアユを眺めながら食事ができます。
3.11時に開店。早速座敷に案内。
予約せずに飛び込みで入りましたが、簗がよく見えるテーブルはすでにいくつか予約が入っていました。
私たちの後も、予約無しのお客さんが途切れること無くやってきました。
一番奥の座敷には、親戚一同らしき団体さんがやってきて、宴会でもするような雰囲気でした。
まあ、川の上でさらに吹きっさらしなのでコロナの心配はなさそうです。
とにかく川の上の座敷は気持ちが良いものです。
肝心の鮎ですが、この日はまだ流されてきていませんでした(^^;)
最初に、鮎の刺身、甘露煮、うるか + 熱燗
昼間から飲む熱燗は最高です
鮎の塩焼きと味噌漬け焼き
最後は、鮎飯と素麺でしめます
全部で5匹分の鮎に相当するでしょうか
プチ旅行気分で楽しい1日でした。