一抹の不安を抱えながら、メーカー紹介のリフォーム会社を訪問した結果
何事も初対面の人や、初めての場所に行くのは緊張する。
ましてや、リフォームに関しては全くの素人である。
どんな話になるのか、そして、高額な請負契約に繋がることを考えると不安が先行する。
《 目 次 》
1番目に相談したリフォーム会社
リフォームしたいマンションから徒歩で約10分のところに、この会社はある。
社屋は、倉庫を改造した建物で天井が高く、広いショールームを併設している。
ざっと見た感じではあるが、キッチンを中心にLIXILの製品が多い。
さすが、LIXILが推薦しただけのことがあると納得。
予約の時間丁度に着いた
消毒と検温をして受付が済むと、白手袋を渡された(面談中はずっとしていた)
応対してくれたのはお二人。
設計担当のCさん(男性)と、インテリア担当のSさん(女性)。
頂いた名刺には、Cさんは二級建築士、既存住宅現況検査員他いくつかの資格をお持ち。
Sさんは、インテリアコーディネーター、リフォームスタイリスト、宅地建物取引士、FP技能士。
リフォームで、宅地建物取引士とFP技能士が必要かどうかは疑問だが勉強熱心なのは伝わる^^;
事前にLIXILから連絡があったので、2人とも要件はわかっている。
すぐに打ち合わせ。
リフォーム対象の物件情報もすでに伝わっており、Cさんはすでに見取り図を用意していた
築30年以上経つマンションであるが、新築時のマンションの見取り図をデータベース化して、販売している企業があるのだ。
故に、お客がマンションの見取り図を失っていても、リフォーム会社はそこから入手(購入)することで、仕事ができるというわけである。(情報はお金になるということなのだと感心する)
アクリル版を境にして、こちらの希望やイメージを伝えていく
希望やイメージをCさんが、見取り図に書き込んでいく。
Sさんは、所々でCさんに助言する。
Cさんの方が先輩らしい。上下関係がみえる ^^;
しばらくすると、緊張が取れたのか、妻も饒舌になり、
希望する間取りやインテリアイメージ、フローリングの色などを語りだす。
小一時間ほど経っただろうか、一通り意見が出尽くしたところで、Cさんが自己紹介を始めた。
自己紹介
Cさんは、〇〇県出身で、家族構成は〇〇○。趣味は何々で…。
私にとって重要な情報ではないが、すこしはお友達になったような気がする。
なにげに、「私に設計を任せていただければ安心です的な秋波」を送ってくるのだ^^;。
会社の宣伝
親会社は新築主体であり、そのリフォーム部門として、8年前にこの会社を立ち上げた。
親会社は、歴史があり、経験が豊富。全社が連携することで幅広いサービスが出来るらしい。
「お客様第一」が社是で、トラブルには24時間対応窓口がある。
また施主さんには、定期的な訪問、点検を行っており、信頼も厚いらしい。
さらに、アフターサービスが良い。(でも、アフターサービスの期間は他社と変わらないらしい)
そして、「この様な、お客様第一の体制を組んでいるので、他の工務店さんよりは、見積額が高くなる傾向にあります」と軽くジャブを打ってくる。
ハイハイ
確かに素晴らしい会社かもしれない。
しかし、マンションのリフォームは、戸建てと違って、屋根や外壁が対象ではない。
区分所有者の専有部分は、風雨にさらされることはないのだ。
つまり、リフォーム後に、来てもらわなければならないような、何かは起こらないのだ。
それに、キッチンや風呂、トイレなどの水回り製品は、メーカー保証がついているわけだし。
戸建てのリフォームならば、施主さんに顔を出し、定期的に雨漏りなどないか点検しておけば喜ぶかも知れないが、私は用事のある時に来てくれるほうが良いのである。
「高くなる傾向にある」の一言で、この会社は少し不利な状況になった^^;
あくまで発注者にとって「合理的で適正な価格」が優先である。
フルリノベーションの平均的な価格を聞いてみたところ
Sさんに、70平米のマンションのフルリノベーションの平均的な費用を聞いてみた。
すると、1平米あたり、16万円ぐらい。坪単価は、52.8万円ぐらい。
そうすると1,056万円になる。
Sさんは、1,200万円ぐらいと言うが。
Sさんへの聞き方も悪かったが、仕様や工事内容によって価格に同じものはないわけで、まあ一つの目安としておこう。
現況調査
最後に、現況確認の日程を決める。
1週間後の朝9時から、1時間ほどかけて行うことに決まった。
CさんとSさんの2人で来るとのこと。
帰り際、Cさんが、Sさんのいないところで、価格についてフォローするかのように、こそっと言った。
「LIXILで揃えられると、かなり頑張れます」。
どんな見積額が出てくるか楽しみだ。^^;
現況調査の結果
私が「管理業務主任者実務研修」で、不在だったので妻が立会をした。
小一時間ほどで終わったとのこと。
床や天井の状態を調べた結果、古い設計なので「今風のマンション」のようにするには、制約がありそうだと言われたらしい。
すでに計画の変更を迫られてきた^^;
まだ2社と面談が残っている
現況調査の翌日から、2日連続で2社との面談を予定している。
会社が違えば違った意見がでてくるだろう。今からどんな話になるのか楽しみだ。
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老後のお金の悩み、親や家族のこと、社会とのつながりなど現役時代とは全く違い時々ギャップを感じます
そんな生活のなかで感じたことや、この年になって知っておかなければならないことなど時々(^^;)紹介しています