高齢夫婦の有馬温泉旅行の記録

私たち夫婦は、4月に36回目の結婚記念日を迎えました。
今年はチョット贅沢して、「関西の奥座敷」と謳われる有馬温泉で迎えることにしました。

有馬温泉は、高級なので滅多に行けないだけに、私としては思い切ったつもりです。

本当は、結婚記念日にしたかったのですが泊まりたかったのですが、結婚記念日が日曜日だったので、人が多い時と、お金のかかる時期が苦手な夫婦はウイークデー狙いでホテルを予約しました。

宿泊先は、いつも一休COMで探しています。意外と良い部屋が、安く見つかります。

今回は、妻が選んだホテルを予約しました。
予約したホテルの売りは、シェフの創作料理が味わえる離的なホテルとあります。

いかにも女性受けしそうなホテルです。

お隣に本館があり、そこのサービスも受けられるとのこと。
部屋数は、14ですが、もちろん有馬温泉なので、金湯、銀湯、露天風呂、貸切り湯を備えています。

1. 1日目

旅行初日の朝は、あいにくの雨でした。4月としては少々肌寒いです。

1.1 残念な雨の元町

大阪難波駅から、阪神電車で元町駅まで行き一旦下車しました。

有馬温泉に行く途中に、神戸元町を散歩するのが目的です。
しかし、雨が降っているし、気温も低いのでとうてい歩く気にはなれませんでした。

中華街や震災メモリアルパークのある埠頭方面へ行きたかったのですが残念です。

散策は諦めて、手っ取り早く商店街の喫茶でランチにしました。
夕食のことを考えると、胃に軽いサンドイッチと珈琲のセットを選びました。

ランチの後は、元町駅に戻り新開地駅で下車。
新開地駅から神戸電鉄有馬線を利用して、有馬温泉口駅で乗り換えて、有馬温泉駅にいくルートを使いました。

新開地駅を出ると、電車はどんどん山に中へ入っていき鄙びた景色は、旅気分をさらに盛り上げます。

1.2 有馬温泉旅行の始まり

有馬温泉口駅で連絡待ちの有馬温泉駅行きの電車を撮影し、いよいよ有馬温泉旅行のはじまりです。

有馬温泉口駅から有馬温泉駅までは単線で、途中に駅はありません。
温泉へ行くだけの線路です。車窓から見える景色は、有馬温泉に近づくにつれ、小降りになったように見えましたが、思い過ごしでした。(;_;)

有馬温泉口駅から、予約しているホテルへは、駅からそれほど遠なかったことと、そこに行く沿道の桜がとても綺麗だったので、歩くことにしました。
13時頃でしたが、手荷物を預けて、身軽になって観光するのが目的です。

ホテルで荷物を預かってもらい、温泉街までは、ホテルの車で送って頂くことになりました。(^o^)

1.2.1 泉源から吹き出す湯気が温泉気分をあおります

観光案内所の前で降ろしてもらいました。

ここは、有馬温泉街の入口にあたり、すぐ近くには、大阪や神戸への直通バスのターミナルがあります。有馬温泉駅からは、少し登ったところにあたります。

有馬温泉に来るのは、ほぼ10年ぶりです。
テレビで有馬温泉が紹介される度に、また行ってみたいなぁと思っていたので、本当に嬉しいです。

実際に訪れると、街並みはとても綺麗に見えました。きっと統一感があるからと感じます。
10年前に来た時は、良い意味で少し寂れ感のある老舗の温泉街でしたが、今はそれに加えて活気を感じます。

街中の源泉からシューシューと言う音を響かせながら吹き出す湯気は、他の温泉街にない魅力かも知れません。泉源の近くまでいけるのが良いですね。

 

1.2.2 小休止

大体30分もあれば、街の殆どを見る事が出来ます。
そこを2時間近くうろうろしたのでさすがにくたびれました。

水曜日だったので休んでいる店舗もあり喫茶を探すのに一苦労しました。
ちょうど喫茶を併設している和菓子店を見つけたので、ここでお茶タイムします。

私は、和菓子でなく、この店名物の「和ッフルと有馬温泉炭酸水のセット」を、妻は「お抹茶に和ッフルのセット」です。
夕食前にワッフルとは思いましたが、優しい甘みで胃がもたれることもなく、とても美味しかったです。それと、炭酸水も飲みたかったですし。

店先にも長椅子が有り、そこでは「和ッフル」をつまんで休憩する若い女性が2人いました。

ホテルに戻る時間が来たので、約束の観光案内所で待機。

本館のお客さんと一緒になりました。(私たちより年配ばかり)

1.2.3 チェックイン

チェックインは、和風モダンなラウンジでウエルカムドリンクとお菓子のおもてなしを受けます。さすが女性受けします。

しばらくして部屋に案内され、ホテルの施設と、隣接する本館の利用方法の説明を受けます。

本館の露天風呂の素晴らしいので必ず入って欲しいと強く勧められます。(・o・)

この訳は後ほど判明する事になります。

私たちの部屋は、10畳の和室に縁側。まだ新しくてとても綺麗なお部屋です。


老舗のホテルや旅館は、何となく古い匂いとハウスダストで、私は鼻アレルギーがでるのですがここはそんな事は全くなく安心できました。

1.2.4 大浴場と露天風呂

夕食前に、駐車場を挟んだ向かいにある本館の風呂へ行きます。

小降りの中、浴衣に雪駄履きで傘をさして歩く姿は、何となく嬉しい気分にさせます。

駐車場からみるホテルの外観と庭は雨に降られて、さらに情緒をましてくれている様です。

最初は大浴場に入ります。ここにしか洗い場がないからです。
大浴場はだれもおらず、貸切状態でした。(^o^)

金の湯、銀の湯の湯船に、露天ブロがありここだけでも十分満足です。

出たところには、男女共通の休憩スペースが設置されており、係の方がお茶のサービスをしてくれるんです。湯上がりのこのお茶がとても美味しかった。

湯あたりしないよう少し休んだ後は、ホテル自慢の露天風呂へ。
小径の先にあるので、また傘を差して行きます。

ここも金の湯、銀の湯があるのですが、天井がないので開放感は抜群です。
こちらの露天風呂も貸切状態でした(^o^)

金の湯に入った後の満足感は抜群で、「本当に良いお湯に浸かった〜!(^^)!」感です。
湯温は長く浸かっていても全然苦にならず、いつまでもこのままでいたいと思わせます。

「温泉は熱ければ良いというものでは無いのだ!」ということを教えてくれます。

金の湯のしょっぱい茶褐色のお湯に浸かった後は、銀の湯で洗い流して上がるだけ。
本当は、金泉の成分を落とさず出たいのですが、塩分でべた付くので無理ですね。

1.2.5 有馬温泉の情報

有馬温泉の泉質は、療養泉のうち硫黄泉と酸性泉を除く7つの成分が含まれるそうで、他にはない多くの成分が混合した温泉だそうです。

療養泉とは、

単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉

有馬温泉は、赤茶色に濁った「金泉」と無色透明の「銀泉」の源泉が湧き出しています。

それぞれ泉質が違うので、効能も違います。

金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)

銀泉(二酸化炭素泉(炭酸泉))、銀泉(放射能泉(ラドン泉))

1.2.6 夕食はシェフの創作料理

お待ちかねの夕食はシェフの創作料理です。何が出てくるかワクワクです。
お酒は、赤ワインを頂きました。

代わる代わるお皿がやってきて、食材・料理の方法や味付けが変わるので、メインのお肉まで飽きずにいただけました。

食事の世話をしてくれた女性は少し日本語が怪しかったけれども一生懸命に接客して好感度は高かったです。

18時半から始まった夕食が終わったのが、20時過ぎ。
すでに、ラウンジではフリードリンク(アルコール含む)とおつまみが用意されていました。しかし、満腹状態なのでスルーしました。(;_;)

1.2.7 就寝前にもう一度入浴

就寝前に、もう一度入浴します。金の湯がとても気に入りました。

しかし、

このホテルは、女性がターゲットなので、男性より女性への気配りがされています。

例えば、大浴場は女性のみ。男性は小浴場しかありません。
だから男性客は本館の浴場を強く勧められるわけですね。

夜も遅いので、わざわざ本館に行く気はなかったので、小浴場ですましました。
が、銀泉のみで、それも3人が入れるぐらいの湯船。温泉にはほど遠いものでした。(;_;)

女性の方には、金の湯、銀の湯が備えられていて、露天風呂もあったらしい。
でも、妻が言うには、お風呂は、絶対本館の方がよいとのこと。

本日は、雨で肌寒い残念な天気でしたが、温泉のお陰でグッスリと眠ることが出来ました。

 歩いた距離 
本日の歩行距離は、8.2km

 

リロバケーションズ

2. 2日目

朝食は、8時でお願いしていました。

2.1 シェフの卵料理が自慢の朝食

朝食は、チェックイン時に選んだ卵料理と、ブッフェ形式でパンやサラダ、フルーツにドリンクなど好きな物が選べます。

私は、スパニッシュオムレツ、妻はエッグベネディクトを選びました。

明るい日差しの中で、遅い時間にユックリと、好きな物を選んで食べる朝食は、とても幸せな気分にさせてくれます。

2.2 チェックアウト

チェックアウトは11時です。
11時まで、ラウンジで珈琲とお菓子のサービスがあります。

珈琲とお菓子をいただきながら、今日の予定を考えます。

晴天です。ちょっと肌寒い程度ですが、日向はほんのりと暖かい。風が少し冷たいのかも知れません。

昨日は雨だったので、写真は全く撮りませんでした。今日はもう一度、温泉街を練り歩き、昨日撮りたいと思っていた町並みや建物、神社仏閣、ホテル群など思いっきり写真を撮るつもりです。

本館の桜はちょうど満開でした。送迎車の運転手さんに、桜をバックに写真を撮っていただき、また観光案内所まで送ってもらいました。

昨日、観光案難所の中にコインロッカーがあることを知ったので、カメラ以外の荷物は全部押し込みます。利用料の100円に驚きました(安い(^o^))

2.3 温泉街の町並みと写真撮影

初めは、湯本坂を上っていきます。

坂の途中でお店を構えるおしゃれな飲食店やお土産屋さん、靴屋さん、炭酸せんべい、佃煮屋、山椒のお店、有馬サイダー鉄砲水等など、通りの景観を撮影し、温泉寺の満開の桜・太閤の湯殿館、そして湯気が立ち上る泉源をカメラに収めました。

2時間近くも歩くと、足が吊ってきました。
すでに撮りたい写真の殆どを撮り終えていたので、ランチにして復路につくだけです。

春といえども体は冷えていました。何か温かい物が欲しかったので、鍋焼きうどんにしました。
ランチ後は、太閤通りから太閤橋あたりの桜をながめつつ、有馬温泉駅に向かいます。

2.4 復路

復路は、昨日のルートではなく、途中の谷上駅から北神急行電鉄に乗って三宮に抜けるルートを選択しました。
このルートだと、有馬温泉駅から阪急梅田駅まで58分です。

三宮駅での乗り換えは、走るように歩かないと、間に合わないので注意が必要です。

往路は、大阪難波駅から乗車し、元町から神戸電鉄有馬線を利用したルートは、約2時間弱でした。

有馬温泉まで、大阪から1時間程度です。神戸からは30分程と、都会に近くてこんなに良い温泉が有るのは本当に幸せです。

 歩いた距離 
本日の歩行距離は、6.5km

 

写真は210枚撮影しました。一部をギャラリーに掲載しています。